バイナリーオプションは詐欺？被害報告を参考に歴史を語る

• 目次
• »バイナリーオプションという歴史の始まり
• »バイナリーオプションというサービスに目をつけた日本の企業
• »日本国内でのバイナリーオプションの規制に伴い海外業者が詐欺扱いされ始める
• »海外バイナリーオプションは日本の規制に応じる事はなかった
• »バイナリーオプション業界で起きた詐欺的被害続出の事件とは
• »一部の業者が原因でバイナリーオプションの信頼は地に落ちる
• »一部の業者が起こした詐欺行為!!バイナリーオプション業界に激震？
• »バイナリーオプションが詐欺と言われるのは一部の業者が起こした事件が発端となっていた

バイナリーオプションという投資方法について、日本では、GMOクリック証券や、FXトレードフィナンシャル。
海外では、ハイローオーストラリアや、Yバイナリーという業者が大手とされていますが、そんな、バイナリーオプションという投資方法が、実は詐欺業者がサービスを行っているという噂が存在する。

『バイナリーオプションは詐欺だから危ない』
『一部のバイナリーオプションは悪徳業者だ!!』
『バイナリーオプションで出金申請をしたのに全く出金されない』

などなど、バイナリーオプションに対する、ネガティブな意見が飛び交っている事実も存在する。

それではバイナリーオプションというサービスが詐欺なのか。
詳しく、その真実を知る為に、バイナリーオプションの歴史を辿りながら、調べて行きたいと思います。

バイナリーオプションとは、まず、どういったサービスなのか
まず、そこから知りたいと思う方は、バイナリーオプションという投資方法についてのルールをご覧下さい。

バイナリーオプションのルールについて、なんとなく知れた方も含めて、バイナリーオプションの歴史の続きに戻りましょう。

バイナリーオプションという歴史の始まり

バイナリーオプションとは元々、海外のロンドンで活動を行っていた24オプションという業者から、サービスが浸透したとされていて、24オプションが、バイナリーオプションのサービスを展開する中で、海外での反響はとても高かった。

なので、その反響に便乗し、誕生したのが、トレードラッシュという業者（後に60秒取引60セカンドを一番に世に配信する業者）とスマートオプションという業者が、立ち上げられた。

これらの業者は全て、ライバル業者として、世界数ヶ国に、凄いスピードで、サービスを展開していき、その流れで、日本向けのマーケットへ進出してきたのです。

バイナリーオプションという投資が日本に辿り着いたのは、約4年前と言われていて、今ほど、人気はなく、日本では知名度の低い中、マーケット活動は行われていた。

バイナリーオプションというサービスに目をつけた日本の企業

そんな中で、バイナリーオプションというサービスに目をつけたのが、日本の証券会社であるGMOクリック証券や、FXトレードフィナンシャルなのです。
日本でも、バイナリーオプションという投資方法を、為替取引の一環として、取り入れられ、海外から発信されたバイナリーオプションのサービスは、日本に到達して、約1年後に、日本の証券会社からも、サービスは発信されました。

この時、海外のバイナリーオプションのサービスと、日本のバイナリーオプションのサービス、ほとんど違いはなく、大きな違いといえば、
海外のバイナリーオプションは、オンライン上で、口座開設の手続きが完了する事
一回の投資時間が、最短60秒で簡潔する事でした。

この時、まだ、バイナリーオプションのサービスを詐欺という方々は少なく、バイナリーオプションというサービスは徐々に、日本でも展開され、知名度も高く、利用者も増えていったのです。

しかし、ここである事件が起きるんです

日本国内でのバイナリーオプションの規制に伴い海外業者が詐欺扱いされ始める

バイナリーオプションという投資方法に関して、取引を申し込んだ後に、トレーダーの有無で、権利放棄ができない、ある一定の時間を経過した際に、予想が外れていれば、投資金は全て損失する。

こういった内容から、日本の金融庁が、バイナリーオプションのサービスを国内で行うならば、金融庁から発した、規制に従い運営を行いなさいと、バイナリーオプションというサービスに規制をかけたのです。

その規制内容は、
バイナリーオプションの一回の取引時間を2時間以上に引き延ばし
権利行使価格（取引申し込み基準）を複数選択させる事
取引満期を迎えるまでに、トレーダーの権利放棄（取引強制終了）の機能の催促

が行われ、日本で、金融庁からライセンスを発行している証券会社は、その規制内容に伴い、バイナリーオプションのルールを変更する事を迫られらた。

海外バイナリーオプションは日本の規制に応じる事はなかった

一方、海外バイナリーオプション業者は、
・日本ではなく、海外で運営を行う、運営国で、ライセンスを取得しているので、日本のルールに従うつもりは無いですよと･･･
・サーバーは海外にあるので、日本の法律は適用できませんよと･･･
そういう体制に、移ったのです。

ここで、日本の金融庁は、海外バイナリーオプション業者を、毛嫌いし、万が一の資金トラブルや、問題が起きた場合に、海外国にサーバーを置く、バイナリーオプション業者への対処が難しくなるので、海外バイナリーオプションは危険だ!!

と強く、数ヶ月にわたり告知を行い続けた。

その結果、海外バイナリーオプションは危険な業者なのだという、日本人の認識が高まったのです。
この時、日本では既に、海外から、バイナリーオプションのサービスを始めている業者が増えており、増えた業者が、何社も日本向けにマーケットを展開していた。
その中に、大手バイナリーオプション業者である24オプション、トレードラッシュ、スマートオプションなども、健在していた。

なので、この段階では、海外のバイナリーオプション業者が、実質詐欺的なことを働いた痕跡は無く、あくまで、海外業者の危険性を告知した、金融庁が仕向けた、作戦だった。

しかし、そこから、バイナリーオプション業界で事件は起きるんです

バイナリーオプション業界で起きた詐欺的被害続出の事件とは

海外バイナリーオプションは、金融庁から、危険視されるも、日本向けのマーケット活動をやめることはなかった。

しかし、意外や意外に、海外バイナリーオプション業者の方が、口座開設が簡単で、稼ぎも大きいという事実から、この頃、日本のトレーダーも、金融庁の警告を無視して、海外バイナリーオプションを利用する方が、急増していた。

そこに、突如現れた海外バイナリーオプション業者『オプション99』

この業者をきっかけに、海外バイナリーオプション業界は大きく、ネガティブな方向へと動きだしていくのであります

一部の業者が原因でバイナリーオプションの信頼は地に落ちる

バイナリーオプション業界に、海外から突如参入してきたオプション99
日本でも、2ちゃんねるなどの、大きなちからを持つメディアを利用して、どの海外バイナリーオプション業者よりも多くの広告出稿を行い、PR活動が開始された。

その結果、オプション99という業者は、海外バイナリーオプション業界の中でも、日本では一気に知名度が広がり、オプション99を利用するトレーダーが急増しました。

なぜそこまで、オプション99という業者の人気が高まったのか、それは、2chまとめに掲載された、ある記事がきっかけ。

今現在、そういった記事は削除されているのですが、当事、2chまとめに掲載された記事は、

『オプション99を利用して、FX初心者が、数百万円も儲けた』
『超簡単!バイナリーオプションで勝ちすぎてヤバい』

などなど、バイナリーオプションを知らない方に、バイナリーオプションがどんな投資で、どれくらい儲ける事ができるのかが、初心者でも、分かりやすい内容で、同じ様な内容の記事が拡散された。

しかしこれは後に、2ch風ステマと呼ばれる悪質な広告だった事が判明する。
ウソで塗り固められた、内容の記事で、見た目を2chまとめ風にデザインされた、単一ページのみで構成されやページだった事が発覚。

もともと2chまとめの業界は、莫大なアクセスを誇る業界なので、そのおかげで、オプション99という業者の存在が、日本にいきわたるまでに時間は掛からなかった。

しかしここで事件が起きる

一部の業者が起こした詐欺行為!!バイナリーオプション業界に激震？

オプション99は、短期間で、2chまとめ風記事での広告効果で、多くの口座開設者を集客する事に成功。
この頃、2ch風まとめ広告は、『2ch風だ』『うその記事だ』と騒がれ始めていた。

しかし時すでに遅し、オプション99には、既に多くのトレーダーが、証拠金を預けている段階で、取引で利益を上げている方なども実際には存在していた。

しかし、ここからが、バイナリーオプション業界が詐欺と言われる激震のはじまり。
オプション99は、利用者が、儲けた資金を出金しようとした際に、出金に応じなかったのです。

ましてや、入金したはずの証拠金の出金すたも応じず、オプション99で口座開設を行った、数万人のトレーダーが、パニック状態に追いやられる事になる。

ここで、オプション99への被害報告や、消費者センターへの苦情や被害報告が、急激に上昇し、バイナリーオプション業界への、深刻な警告上が発信される事になる。

この事がきっかけとなり、バイナリーオプション業界は、
『あのサービスは詐欺だ』『海外のバイナリーオプションのサービスは危険すぎる』
などなど、海外バイナリーオプション業界が、一気に叩かれ始め、バイナリーオプションは詐欺という印象だけが、日本に残ってしまったのです。

バイナリーオプションが詐欺と言われるのは一部の業者が起こした事件が発端となっていた

バイナリーオプション業界に、詐欺団体が行うサービスという印象を与えたのは、紛れも無く、ある一部の業者の仕業だった。

このことがきっかけで、日本マーケットの撤退を止むおえない業者も続出･･･
バイナリーオプションのサービスを真っ当に続けてきて、やっと日本にマーケット展開を開始できたばかりの時だったにも関わらず、ある一部の業者のせいで、台無しにされた海外バイナリーオプション業者。

オプション99が、そんな大々的な詐欺行為を働いたのも、
・海外から日本に向けてマーケット活動が行える
・日本の法律は適用されない。
・バイナリーオプションにお金を使うトレーダーが続出している

という、好条件が揃った事から、詐欺団体が、参入してのかもしれないし、そうでなく、単なるシステムエラーなどが呼び起こした、災難だったのかもしれない

それは、事件を起こした業者にしか分からない事ではありますが、結果的に、その事件がきっかけで、バイナリーオプションは詐欺と危険視される存在になったのも事実。

今では、大分、詐欺という認識も薄れて、バイナリーオプションへの被害件数も、激減し、バイナリーオプションという業界自体も、少しは、信頼を取り戻しつつあると聞いています。

今後、二度と、そんな悲しい事件の無い業界として、サービスを続けて欲しいものですね。

以上、これが、バイナリーオプションが詐欺と言われている理由となります。

※一部仮説を交えた話も入っています