ドイツの株価の最近の推移にはアメリカの影がちらほら。水面下でのアメリカとドイツの戦い

ドイツの最近の株価の推移は時価総額にして4800億ドル(48兆円)の損失であるとネットを駆け巡ってからあまり時間は経っていませんが、この原因とも言えるフォルクスワーゲンの問題、実はアメリカの影がチラホラと見受けられるようです。

その実態について調査したのでご紹介します。もちろん信じるか信じないかについては、あなた次第です。

ドイツの株価の推移とアメリカの影

ドイツの株価の推移に関しては冒頭でお伝えしたとおり、フォルクスワーゲンの排気ガスの規制を不正に逃れていたことが明るみになったことを受けたの原因です。この問題は現在も集団訴訟が起こったりと世界に波紋を呼んでいます。

ここからが本題なんですが、この問題、実はロシアに接近したドイツにアメリカが激怒、ドイツのフォルクスワーゲンに関わる不正を公表したという経緯があるようなんです。

油断ならない情勢の中で、ドイツはこの不正を明るみに出され、自動車産業だけでなく、ドイツの経済自体が危機的状況におかれる事となりました。

ドイツ株価の暴落に近い推移を引き起こしたアメリカに反撃。GMO穀物の栽培禁止

ドイツも株価の暴落と表現できる程の推移を目の当たりにして、不正をバラしたアメリカに反撃に打って出ました。ドイツはモンサント社などに対して影響のある「GMO穀物の栽培禁止」を行ったのです。

ドイツの株価の暴落気味の推移とアメリカへの反撃

GMO穀物と言うのは遺伝子組み換えを行った穀物のことで、生産販売をまとめてGMOとも言います。このGMO穀物はアメリカの巨大GMO企業、モンサント社も関わってきます。

世界では、GMO穀物が身体に有害であることは知られているのですが、アメリカの圧力によってGMO穀物を排除するには至っていませんでした。そんな中、ドイツと一部EU諸国が禁止することでアメリカへ反撃したとのこと。

こういった禁止という前例が出れば、今後は続々と禁止にする国が増える可能性があります。そうなればGMO企業であるモンサント社は打撃をもらうこととなるでしょう。こうした水面下の戦いが繰り広げられ様相を見せています。

ドイツの株価の推移から始まった穀物の見直し

ドイツのGMO穀物の禁止を受けて、既にフランスやスコットランドが禁止、そして現在はポーランドもドイツに続いて禁止するようです。反撃という側面だけでなく土壌汚染に関してもドイツは恐れ、「ドイツの耕作風土に合わない」として欧州委員会に文面で伝えたようです。

さらに、ハンガリー、フランス、ギリシャ、ラトビア、スコットランドも欧州委員会にGMO穀物の栽培禁止を伝えるとのこと。

前述したとおり、このような事柄は大手のGMO企業であるモンサント社、そしてドゥポン・パイオニア社、ダウケミカル社などに大きな影響が発生すると見ることができます。アメリカやアジアで大量に栽培されているGMO穀物。ヨーロッパ諸国との考えの相違によって、今後も気の抜けない状況が続きそうです。

ドイツの株価に直接打撃を与えたアメリカという嘘かほんとかという話。GMO穀物に関するドイツの反撃など、こういったニュースは、実はお金のなる情報として利用することができるとか。

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