アベノミクスの良い影響と悪い影響とは
日本経済の今後を左右するアベノミクスという安倍首相による経済政策は実際良い影響はあったのか、そしてどのような影響があったのでしょうか。
日本経済の今後の見通しを良くするべく打ち出されたアベノミクス。かんたんにアベノミクスとは何かをおさらいしましょう。
アベノミクスはこれら3本の矢から成り立つ経済政策。
【大胆な金融政策】・・・流通するお金の量を増やす
【機動的な財政政策】・・・公共事業に着手
【民間投資を喚起する成長戦略】・・・経済を発展させる
アベノミクスの狙いをかんたんにまとめるとすれば、日本経済のデフレ、円高から脱却し、株価を上げ、円安にシフトすることにより、日本経済の今後をよくしようという狙いの経済政策になります。
日本経済の今後を左右するアベノミクスの影響はどうなのか
日本経済の今後を左右するアベノミクスの影響としてはどのようなものがあるのでしょうか。
アベノミクスの効果により特に目立つ良い影響として、株価、経済成長率、企業業績、雇用等、多くの経済指標においては、著しい改善が見られるそうです。
具体例を挙げれば、
■株価・・・阿部政権発足後+100%
■実質GDP・・・累計+2.0%成長
■企業の経常利益・・・過去最高水準
などなど。
他にも完全失業率や企業倒産件数の低下など、アベノミクスが日本経済に与えた影響は良い意味で大きいようです。
ただ日本経済の今後を考える上でも、悪い影響から目をそらすわけにはいきません。アベノミクス効果による日本経済に与えた悪い影響にはどのようなものがあるのか。
アベノミクスの日本経済に与えた悪い影響として特に目立つのが国の借金問題でしょう。国が世間にお金を流通させるためにも、公共事業などの政策に予算を回すためにも、国は日銀を通じて巨額な借金をおうことになります。
もしアベノミクス効果により日本経済の今後がよくならないなんてことになれば、残るのは巨額の借金だけ。なんてことになってしまいます。
そしてもう1つの悪い影響として、良い経済効果が大企業や富裕層に集中し、その下の中小企業や一般市民に伝わっていないことでしょう。
よく巷でも聞かれますよね。アベノミクス効果は都心にのみ影響して地方には全くその効果が感じられないと。
以上のようにアベノミクスは日本経済の今後に良い影響も与えれば悪い影響も与えたようです。今では憲法9条の改正などで政権支持率が半分を切るなど、大きな逆風に見舞われている安部政権。
果たして日本経済の今後はどうなるのでしょうか。
タグ:日本経済
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